「かけがえのない人間になるためには、他人と違う必要がある … 」
ココ・シャネル
1883年 8月19日生まれ 87歳没
フランス南西部オーヴェルニュ地方ソミュールの 救済病院で生まれる。
12歳の誕生日を迎える前に 母ジャンヌが病死、行商人の父アルベールに捨てられ
孤児院や修道院で育つ。 田舎町ムーランでお針子として 18歳で孤児院を出た後
当時つきあいのあった将校たちに連れられ、グラン・カフェで歌手になりたいと
夢見るようになる ・・・
大戦を2回経験する激動の時代 … まさに波乱万丈の人生だったようです。
デザインに対する姿勢 …
シャネルは、コルセットが多用されていた1910年-1920年代の女性服に対して抱いていた
「どうして女は窮屈な服装に 耐えなければならないのか?」
という積年の疑問への 回答として
イギリスの紳士服の仕立てや素材を 女性服に応用し、スポーティでシンプルなデザインの
「シャネル・スーツ」(ブレードの縁取りがある、ウールのスーツ) を生み出した。
アメリカで大ヒットし 「モードオスカー賞」を受賞する。
女性の自立を目指し モデルに当時の女性としては斬新だった ポケットに
手を入れる仕草をして 歩かせていた。 それにより女性服に ポケットを作った。
なお シャネルはかなり痩せた体型だった。
そのため、モデルとしてシャネルの服を着たシャネルがきっかけで 現在に至るまで
「ファッションモデルは痩せている方が美しい、という固定観念が生まれた …」
とされる。