この国を変えるのは 誰?

野田佳彦(現総理大臣)、前原誠司(前外務大臣)、玄葉光一郎(前国家戦略担当大臣)

原口一博(前総務大臣)、逢沢一郎(現自民党国対委員長)、中田宏(前横浜市長)

松沢茂文(前神奈川県知事)、樽床伸二(前国対委員長)

この先生方に共通するのは、全員 「松下政経塾」 出身ということです。

 

野田総理は 政治家の家系ではない。  物心ついた頃から 政治に興味はあったようだが

学生時代は ジャーナリスト志望で、就職活動は 新聞社を中心に受けていた。

そんな時に 父親がたまたま新聞に掲載されていた 松下政経塾1期生募集の広告を見つけ

「こんなのもあるぞ」 と教えてくれたので 何気なく政経塾を受けた。

 

幸之助さんに 面接で聞かれたことは

「親戚に 政治家はいるか?」

「いや 係類には誰もいません」

「ええな」

「お金持ちか?」

「どちらかというと 中の下です … 」 と答える。

すると 「なお、ええな」

とくに難しい政策の話はなく、主に家庭環境のことを聞かれて 面接は終わったという。

 

 後に

野田総理は 幸之助さんに、「僕の後継者は君しかいない … 」 と

とても可愛がられた塾生で あったそうです。

 

 

◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇  

 

 

確かに 国会の答弁を見ていても、真面目で真摯な人柄を感じますが

個人的には、橋下さんみたいな革命児に 魅力を感じます ・・・

(持ち上げるだけ 持ち上げて ・ ・ ・ なんちゅう、結びや!)

 

 

若狭周遊物語

 

 

 

原発依存度ゼロ!?

豊田正和(写真) 1949~ 東京大学法学部卒業。

日本エネルギー経済研究所理事長。

 

聞き手 : 原発依存度ゼロシナリオ、 15%、 20~25% の選択肢で 多数が支持したのは

ゼロシナリオ だったわけですが、妥当だと思われるのは どれでしょうか。

 

豊田 : 20~25%シナリオを私は支持しています。

出発点は日本のエネルギー自給率が4%しかないという現実です。

日本は、主要国の中でも極端なエネルギー小国なので、総合的視点で化石エネルギー

再生エネルギー、原子力と多様な電源を バランスよく使っていくしかない、と考えています。

 

聞き手 : 現時点で、エネルギー安全保障、コスト、環境、安全

すべてを満たしているエネルギー源はないですね。

 

豊田: はい。  再生エネルギーは 国内のものですから エネルギー安全保障に貢献するし

二酸化炭素も出ませんから環境にもいい。  設備機器が壊れることはあるでしょうが

安全性でも基本的には問題はないでしょう。  しかしコストが高いのは 厳然たる事実です。

 

化石燃料の石油や天然ガスは、海外依存度が高く、エネルギー安全保障上は

問題があります。

コストも上昇中です。  温暖化の懸念もつきまとう。  しかし、使いやすい面がある。

おかげで、火力発電所をどんどん稼動させて急場をしのげる。

 

原子力は、エネルギー安全保障 ・地球温暖化 ・コストの面からみれば 優等生。

今回、コストが見直されましたが、基本的にはまだ低い。  問題は安全性 ・・・

安全神話が崩壊したと いわれますが、そもそも 絶対的な安全というものはない。

どう リスクを低減していくか、どう放射線被害を回避するか

ガバナンス(統治組織)の 問題だと思います。

 

そう考えると、完璧な電源はないわけですから、三つをバランスよく使ったほうがいい。

原子力反対の方も、廃炉に40年もかかるのだから 原子力技術は必要だ、とおっしゃいます。

しかし、やめると決めて 技術を維持するのは 不可能です。

 

国際的に見て、現在、アジアには 40基程度の原発がありますが

あと20年で 4~6倍に 増える見通しです。  

 

増えて心配だと言うのではなく

むしろ 福島の事故を奇貨として安全技術を開発 ・進化させて

洗練されたものを 国際的に 共有すること。

それを 韓国や中国、インド、あるいはベトナムも 期待しているのではないでしょうか。

 

 

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何だか どこかの町の理事者のブログみたいに なってきましたネ!?